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ストーカーになる男の心理と対策!楽しい恋愛が終わる瞬間

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ストーカー被害にあう女性

最近、よく耳にするようになったストーカーによる犯罪。ストーカーの被害にあったことがある、という人も多いのではないでしょうか。

ストーカーになってしまう男性の多くは、ただすれ違っただけとか、たまたまよく見かける人だった。

または、元カレだったというような、よく知らない男性ではなく「いつも仲良くしていた男性」。

付き合っていた男性や、友人男性に多いということなのですが、なぜ彼らはストーカーに変身してしまうのでしょうか。

数日前までは仲良く談笑していたはずなのに、急にストーカーになってしまった彼。

楽しかった毎日が地獄の日々に変わってしまうのは、遠い未来ではないかもしれません。

そこで今回は、そんな男性がストーカーになってしまうメカニズムと、男性をストーカーに変身させないためにはどうしたらいいのか、をご紹介したいと思います。

1.原因は私?彼がストーカーになってしまった

筆者も実はストーカー被害にあったことがあります。

当時は警察に相談しても「気のせいなんじゃないですか?」とか「あなたに原因があるんじゃないの?」と言われたものです。

しかし、やはり今冷静になって考えてみても、これだけははっきり言えます。

例え対象が異性でなくても、理由がなんであれつけ回したり、監視する行動によって、相手に精神的苦痛を与えることは犯罪です。

何がストーカー行為なのかよくわからない人からしてみれば、「ストーカーされる方にも原因はあった」とか「ストーカーされるほど愛されている」などと勘違いしている人がいます。

警察に相談しても、話は聞いてくれるかもしれませんが実際に動いてくれるのはごくまれです。

なので、当時私は警察に「私が事件に巻き込まれたら、その人が犯人かもしれないという記録を残しておいてください」とはっきり告げました。

それくらい切羽詰まった状態でしたし、誰も助けてはくれませんでした。

では、まずは「ストーカーされる私が悪いの?」と悩んでいる人に知っておいてほしいことをお話します。

彼に自覚がない分とても厄介

ストーカー本人には、「自分がストーカーをしている」という自覚がありません。

例えば、店からモノを盗んでくる行為は窃盗罪ですし、盗んだ人は泥棒です。

しかし、本人が「俺は盗んだつもりはない、モノを外に運び出しただけだ」と思っている場合は悪気がありませんし、泥棒したとは思っていません。

この自覚がない、という部分がとても厄介なのです。

ストーカー本人は、彼女の様子が気になって見に行っているだけかもしれませんが、彼女は監視されているように思います。

ですが、これは彼女の気のせいなのではなく、彼が気になって見に行っている行動が異常です。

それは彼女が頼んで監視してもらっているのでしょうか?

それとも、彼女が誰かに襲われる危険性があるのでしょうか。

彼女は誰の監視を受ける必要もなく、むしろ男性の監視行為に対して精神的ストレスを感じている状態。

これはストーカー行為です。

ところが、彼は「俺は気になって見ていただけだ、触ったわけでも襲いかかったわけでもない」と言うでしょう。

確かに、直接的な被害があったわけではありません。

ここで「自意識過剰な女性が、見られていると勘違いしている」なんて言われてしまえば、証拠を提出するまで濡れ衣を着せられることになるでしょう。

このようにストーカー本人に自覚がなく、また直接的被害がない限り立証しにくい、という点から非常に厄介な問題なのです。

ストーカーの言い訳を鵜呑みにしないで

ストーカーする男性にも言い分というのがあります。

これを聞いて愕然としたのですが、このような男性は案外と多いようです。

ある男性はこう言いました。

「あの女が俺に従わなかったのが悪い。俺の言う通りに動いていればみんな幸せになれるのに」

または、別の男性はこう言いました。「あの女が誘ってきたんだ。俺は悪くない」「俺を誘ったのに、ほかの男にも手を出してるから許せないと思った」

このように、ストーカーする男性は、「女性が悪い、俺は悪くない」と言い訳する場合が多く、自分はしたくないけど、女性に強要されて仕方がなくやっている、という認識なのだそうです。

もちろん、後付けの理由なのかもしれませんが、だからと言ってストーカーをしていい、という理由にはなりません。

このような認識の男性が多くいる限り、何の罪もない女性は被害に遭うでしょうし、また女性に非がなくても「自業自得だ」などと言われます。

もはや、周囲の意見や認識に頼って、賛成票を集めている場合ではありません。

どんな手段を用いても、ストーカーからは逃げなければならないのです。

ストーカー規制法とは

「つきまとい等」を繰り返すストーカー行為者に警告を与えたり、悪質な場合逮捕することで被害を受けている方を守る法律です。

ストーカー規制の目的(法第1条)

ストーカー行為等処罰する等ストーカー行為について必要な規制を行うとともに、その相手方に対する援助の措置等を定めることにより、個人の身体、自由及び名誉に対する危害の発生を防止し、あわせて国民の生活の安全と平穏に資することを目的としています。

2.言わなきゃわかんない!でも相手は聞く耳を持たない!

人はテレパシーは使えませんから、言葉や記号を使うしか意思疎通の方法はないのですが、どこかで「わかってくれてるだろう」とか、「みんな知ってるだろう」と推測で終わらせることがあります。

しかし、ストーカーは、そのような「言わなくてもわかってるよね」という部分を、自分の都合のいいように作り替えて、想像することができます。

例えば、「こないだの(みんなにあげた)手作りクッキー美味しかった?」と質問したとしましょう。

ストーカー的な考えを持つ男性は勘違いして「自分だけがもらったクッキーなんだ。」と思って「ありがとう」といいます。

「きっと、俺のことが好きだからクッキーをくれたに違いない。」と思い込み、彼の頭の中でどんどん妄想が繰り広げられて行くのです。

そして、「あれは告白だったんだ。」と勘違いをし、付き合っているという想像に辿り着くのです。

そんなバカな話しあるわけない!そんなの信じないよ!と思うかもしれません。

しかし、これは実際にあった話です。

作り上げた想像を守りたい彼は、他者からの意見を一切聞き入れようとしません。

その為、彼女が別の男性と付き合っていることを知ると「裏切られた!」と思い逆上するのです。

人は点の情報を得て頭の中で線を描くもの

勘違い、というのは誰にでも起こります。というのも、情報というのは言葉も記号も点でしかありません。

その点をつなぐ作業をしているのは頭の中です。

たくさん情報を入れれば、勘違いは減りますが、もし限られた情報しか得られない場合や、本人が情報を拒否した場合はどうでしょうか。

点と点をつなぐ作業の中で間違いが起こることは否めません。

ストーカーの男性には、正しい情報や彼女の本心を聞く義務があるのでしょうが、本人が耳をふさいでいれば聞いてはくれません。

人はたくさんある情報の中から選んで吸収することが可能ですから、当然都合のいい事実を作り出す為に切り貼りすることだって可能です。

このように、もはやストーカーに成り下がってしまった人を説得しようとしても無駄です。

「この時点でストーカーをやめて」と言っても、何も聞き入れないでしょう。

ストーカー男が出来るわけ

では、なぜストーカーは男性が多いのでしょうか。

女性のストーカーも多いですが、大きな事件になるストーカー被害を見ていると、加害者が男性で、被害者が女性であるパターンが多いです。

そこには、男性特有の社会への関わり方が原因としてあります。

女性は、横のつながりを大事にします。自分は集団の一部だ、という認識が強いのです。

その為、誰かと電話したり、集まって食事会をしたり、愚痴ったり、情報交換したり、というのが頻繁である場合が多いです。

ところが、男性は女性ほど集団で動くことが得意ではありません。いつもみんなと一緒にいて、みんなと常に情報共有し、共感しあっているかと言えば、おそらく女性の比ではありません。

ということは、自分の考えの中で「こうなのではないか」「こうかもしれない」というものが、「きっとそうだ、そうに違いない!」「絶対そうだ!」に変化しやすいのです。

そんな時に、誰かと「それはどうかな、違うんじゃない?」という話ができればいいのですが、機会を得られなかった男性は暴走する可能性があります。

もし誰の助言も得ることができないまま、誰にも間違いを指摘されることなく、考え方や思考を誰にも知られることがないまま成長してしまえば?

きっと歪んだ常識を抱えたまま大人になってしまうのでしょうが、まさにこのような、人の痛みを知らない男性が多いのが現実です。

最初は優しかったのに、常識人だと思っていたのに、普通の人だと思っていたのに…しばらく付き合ってみたら違和感を感じる。

このような男性は暴走しやすいのです。

3.ストーカーは愛じゃない…自分の願望を押し付ける行為

被害に合う前に対策を
「俺は愛してるから、お前のためを思ってこうしているんだ!」と言ってストーカー行為に走る男性がいますが、それは愛ではありません。

もし愛だと言うのなら、自分自身に対する愛です。相手の幸せを願っているのなら、ストーカー行為などできません。

「でも、愛の形なんて人それぞれだよね?」なんて言う人がいますが、もしそうならば、一度指摘されたら引き下がるはずです。

「もう付きまとわないで!」そう言われてもやめないということは、その行為は自分の欲求を満足させるために行っていることです。

もし彼の言葉を信用して「そうか、彼は私のことを愛してくれているんだな」と思うのなら、それを信じても構いませんが、相手が嫌がる様を見て引き下がらないなど、人の道からは外れています。

愛に飢えた人は求めてばかりで人を愛さない

「愛ってなんなの?」という質問を受けた時、正直一言で表現するのは難しいのですが、筆者自身は子供を出産してから、はじめて愛って何かわかったような気がしました。

愛というのは、相手の幸せを願って、相手を大切にすることです。友人に対してもそうですし、家族に対してもそうです。

幸せは人それぞれ違うけれど、その人なりの幸せを見つけてほしい。

だから手伝うし、さみしい時は傍にいる。けれど、自分自身でやらなければいけないことがあるので、そこは手を出さない。

何も言わずに見守って、応援する。成功したら喜び、失敗したら一緒に泣く。

愛とは、ほしいと思ってもらうものではなく、常に与えるものだなあ、と思ったのです。

もちろん、愛をもらうこともあります。でも、例えば誕生日プレゼントはブランドのバッグが欲しいわ!と思っても、子供からもらえるプレゼントは、似顔絵とかです。

ほしい形ではもらえない、それが愛です。だから、どんな形で与えられた愛も、それは相手の気持ちですから、ありがたく受け取る。

ほしいものがあるなら、自分で作るか買いに行く。愛に期待はしてはいけないものです。

では、ストーカーになってしまった男性はどうでしょうか。

友人がしてくれたアドバイスを愛だと知らずに無下にして、親の厳しさという名の愛も無下にします。

彼がほしいのは、おそらく愛なのですが、それも自分のほしい形の愛でなければ受け取るつもりはありません。その為、彼女に期待しています。

これは「ブランドバッグがほしい!」とか「高級な腕時計じゃなきゃ嫌だ!」と言っているようなもの。そんなのわがままです。

彼女から、甘い愛をもらえるだろうと期待している彼は、執拗にストーカーします。

愛に飢えているので、もらうことしか考えていないのです。

まるで、自分からは誕生日プレゼントはあげられないけれど、彼女からはもらいたい!とむちゃくちゃなことを言っているようなものです。

しかも、彼らは「愛はもらえるものだ、それが当たり前だ」と思っているので、悪気はなく、なぜ彼女が拒否するのかもわかりません。

愛がほしくて枯渇しているのに、その愛がなんなのかさっぱりわかっていないのが、ストーカーなのです。

ストーカーは自分しか見ていない!自分の幸せしか願っていない

ストーカーは彼女のことをつけ回し、住んでいる部屋を監視しているかもしれませんが、実は見ているのは自分自身です。

彼が一番大事にしているものは、自分の心です。彼女は、そんな彼の心を潤すための材料でしかありません。

例えば、部屋にアイドルのポスターを貼って眺めるのが好きな男性がいたとします。

彼は、そんなアイドルの幸せを願って眺めているのでしょうか。

おそらく多くの場合は、アイドルの容姿を眺めることで自分を満足させることがほとんどだと思います。

ということは、アイドルの容姿を通して自分が満足する姿を見ている、ということにはならないでしょうか。

ストーカーは、彼女が嫌がる理由などわかりませんし、考えもしません。

それは、ポスターの中のアイドルに対して「このポーズをして!」と言っても言うことをきいてくれないので、苛立って無理にポーズさせようとしているのと似ています。

「俺が要求していることを、なぜ実現できない?」これに対する答えを持ち合わせていないので、同じところをぐるぐる回ります。

水道はひねれば水が出ますし、マッチをすれば火がつきます。

スイッチを押せば照明がつきますし、コンビニに行けば食べ物が売っています。とても便利です。でも、愛はお金では買えません。

このような当たり前のことにあぐらをかいてしまった現代人は、まるで水道をひねるように、スイッチを押すように、彼女が簡単に振り向いてくれるものと勘違いしているようです。

4.ストーカーになりやすい男の特徴とは?

では、あらかじめストーカーになりやすそうな人は避けたらいいんじゃない?と思いますが、残念ながら、いつどのようなスイッチが入って変身してしまうか、わかりません。

というのも、一見しただけではどんな人なのかわかりませんし、現にストーカーするような男性は、普通の男性が多いからです。

強いて言うなら、自己愛が強い人です。

「自分は愛されて当然だ」とか「俺が一番になって然りだ」と思っている人は、愛されなかったり、一番になれなかったりすると牙を剥きます。

というのも、普通は愛されるために努力をしたり、一番になるためにも努力が必要なのですが、「俺は何もしなくても愛されるし、常になんでも一番になれる!」という根拠のない自信があったら?

もちろん、そんなの実現しません。もし今まで実現してきたのなら、それは周囲の人が甘やかしてきたからでしょう。

「なぜ愛されるか」「なぜ一番になれるか」そのプロセスを知っている人は、愛されるための努力を惜しみませんし、一番になるために頑張るでしょう。

ストーカー素質を隠し持った普通の男たち…現代社会の隠れ蓑

「普通の人」と聞けば、きっとどんな人も当てはまるのですが、例えば路上で突然逆立ちしてしまうような、ちょっと変わった人は除外されます。

最初から「あの人ってストーカーになりそうだよね」という人は、みんなから警戒されます。

厄介なのは、一見してもわからない、ストーカーの素質を持った普通の人です。

現代日本は人とのつながりが希薄になったと言われています。

ちょっと昔なら、若い男性が歩いていると「〇〇さん家の長男だわ」なんて言われて「あの子、社会人になったけど結婚しないのかしら?」とか言われました。

つまり「どこの誰なのか」というのが、誰にでもわかる状態だった、ということです。

しかし、都会は特に一人暮らしの若者が増えて、隣の部屋に住んでいる人の顔も知らない、ということがザラです。

これはストーカー素質を隠したい人には大変好都合なことで、うまく立ち回れば誰にも知られることなく「俺って愛される人間だし」を貫けるのです。

仕事をしていて、表面上はニコニコしていても「こいつらほんと馬鹿だな」と思うこともできますし、コンビニ前で座っている若者たちを見て「こういう頭の悪い連中がいるんだよな」と思うこともできます。

自分は世界の一番てっぺんにいる、という妄想をしながら、誰とも深く関わることなく生きていければ、自分の心は守られたまま幸せに過ごせるのです。

しかし、彼女を作ろう、と思うとそううまく行きません。

生きている人間は、自分の思ったとおりには動いてくれませんから、「自分が世界のてっぺんだ!」という妄想が砕かれる可能性があるのです。

すると、「お前は俺の言うとおりにしていればいいんだ!」なんて言われたら、彼女は「ハア?」という感じで、別れたいと思うでしょう。

しかし彼は、なぜ彼女が別れたいと思ったのかわかりません。「俺が世界のてっぺんにいることは、当たり前の常識だ」と思っているからです。

このような、彼の中だけにある常識は、誰にも見つかることなく現代社会の中でうまく誤魔化されているため、初期の段階で気づくのは難しいのです。

ストーカーは人に嫌われたくない!自分の意見を持てない男たち

ストーカー素質を持っている男性は、「自分は愛されて当然だ」と思いながら、一方で「みんなに嫌われるのが怖い」と思っています。

その為、特に女性を相手にすると議論しようとしなかったり、自分の意見を持っていなかったりすることが多いように思います。

「自分は愛されて当然だ」という常識を守るためには、自分は誰にも嫌われないという事実を作らなければなりません。

そのため、みんなに嫌われないように振る舞います。

その姿は要領が良く、ズル賢く見えるかもしれません。

先頭に立って、傷つくことすら厭わないリーダータイプや、率先して発言して批難を浴びるタイプとは違うでしょう。

周囲の動きをよく見て、空気を読みながら、さも自分の意見かのように一般論を唱える。

こうすることで、自分を守っているのではないでしょうか。

ただ、素質があるからと言って、必ずストーカーになるとも言えません。

素質の欠片もない人が豹変する場合もありますので、やはりストーカーになる人の定義は難しいようです。

5.ストーカーは依存心から生まれる…自立できない男たち

自分の趣味があって、休日はそれに没頭する。別に誰かと一緒でなくても構わないし、行きたい場所があれば、ひとりで行く。

ひとりの時間をさみしいとは思わない。

このような男性は、まずストーカーになることはありません。彼女などいなくても、自分を満足させる方法を知っているからです。

それは、精神的に自立している、ということでもあります。誰かに楽しませてもらうことを期待するのではなく、自分自身で楽しいことを見つけることができる。

お腹がすいたら自分でご飯を作り、ひとりで食べる。

さみしくなったら、そのさみしさを紛らわせる方法も知っている。これが自立です。

ストーカーになる男性は「誰かに何かしてもらいたい!」という依存心があるので、自分で自分をコントロールできていない状態なのです。

男も女も依存を脱却!ひとりの孤独な時間は楽しく貴重な時間

孤独、というとまるでいけないことのように感じる人もいるかもしれませんが、孤独はいけないことではありません。

お昼ご飯は必ず集団で食べなければいけないとか、休日は友人たちと過ごさなければならないとか。そんなのは自慢にはなりません。

むしろ、自分の好きなことを遂行するために、あえて孤独を厭わないスタイルこそ、自立したかっこいい姿なのではないでしょうか。

今の職場は顔見知りも多いし…と思っていれば、折角の転職のチャンスも逃します。

今日はうな重が食べたい気分…ならば、ひとりでランチに行く勇気だって必要です。

誰かと一緒にじゃなきゃ落ち着かない、いつも誰かに自分の意見に同意していてもらいたい。

そう思うのならば、依存心がある、ということなのかもしれません。

なぜストーカーが豹変するのか、攻撃に転じるか、と言えば、孤独を突きつけられるからです。

恋人だと思っていた人のことをまるで一心同体のように感じていて、相手から「違うよ!あんたは孤独だよ」と言われる。

すると、そんなこと認めたくありませんから、力でねじ伏せようとする。ストーカーにとって、孤独は敵なのです。

6.ストーカー男はかわいそうじゃない!自業自得の理由とは

そうは言っても、ストーカーだってなりたくてなったわけじゃないし、誰だって孤独はさみしいもの。そんなに好きだって思っているなら、一緒にいてあげれば?

事情を知らない人はそう思うかもしれません。確かに彼は暴力を振るうわけでもなければ、普段は優しい普通の男性かもしれません。

もし暴力を振るうのなら傷害罪になりますし、ドアを蹴り壊したなら器物破損罪になります。

しかし、ストーカー男が嫌われるのは、そういう目に見える犯罪ではないのです。

悪気がなければOK?つきまといや連続メール送信

もし友人に送ったメールに返信がなかったら、どのように思いますか?

トラブルがあって受信できていない、受信しているけどまだ読んでいない。読んではいるけれど返信する時間がない、など。

何らかの事情があって返信できない、と通常は思います。

しかし、もうひとつ考えられる理由として「もう嫌いだから返信したくない」というのがあります。

ストーカーの男性はよく「返信がないのに連続でメールを送信する」というのがありますが、これは「きっとメールは読んだに違いない、でも嫌いだから返信しないんだな!」と勝手に解釈します。

そして、勝手に怨みを持って嫌がらせのメールを送るということに発展するのではないのでしょうか。

返事がない、というだけでも、様々な理由が考えられるのに、それを想像できないのです。

もちろん悪気はありません。彼の中では「返信をしない彼女が悪い」と思っていますから、一方的にメールを送っているのは、彼にとっては親切なのです。

つきまとうのも、監視をするのも、彼女が今どうしているのか気になったので「見に来てあげている」と思っています。

そんなのは、余計なお世話ですし、人の気持ちは変わるものですから、もし嫌われてしまったのなら流れに従うしかないのです。

そんな流れに逆らうということは、まるでおもちゃ売り場でダダをこねる子供のようです。

泣いて騒げば買ってもらえると思っているのでしょう。

さすがにそれは許されませんし、もし彼女が本当に彼を嫌いになったとして、振り向かせようと暴力を振るったり、事件を起こしてしまっては、後戻りはできないのです。

7.命を守れ!危険を感じたらすぐ相談して逃げる選択を!

つい先日まではラブラブだったはずの彼が豹変し、突然ストーカーに。

いやいや、そんなはずはないよ、だって付き合ってたんでしょ?気のせいじゃない?と初めは思うかもしれません。

しかし、本人にしか気がつかない恐怖が、足音もなく近づいてきます。変化するのは、彼の様子です。大好きな彼がストーカーに変わった瞬間、目つきが変わります。

付き合ってるならストーカーではないのでは?…と思うかもしれません。

しかし、それは違います。付き合っている彼も、仲の良い友人も、突然豹変します。そのようなスイッチが作動してしまうのです。

理由は人それぞれ違いますが、スイッチが作動してしまうと、まるで獲物をロックオンしたライオンのような目つきに変わるのです。

彼はきっと「何もしない」と言うでしょう。しかし、恐怖を感じたのなら、逃げることが最優先です。一番大事なのは、命です。

自分の勘を信じて!異変を察知したら距離を置く

怯える女性
彼の変化は些細なものかもしれません。きっと、ほかの友人から見ても「そんなに変わらないと思うけど?」って感じだと思います。

このようなストーカー被害に遭う場合、最初に異変に気が付くのは必ず被害者である女性本人です。

彼の目つき、言葉、様子、態度などから「おかしい!」と気がついたら、何よりもその勘を信じましょう。

「こういうことをされたからストーカーだ」とか、「何かされたから彼はおかしい」という前の段階で、おそらく薄々気がついていたはずだからです。

暴走してしまったら歯止めがきかないこともあります。

早い段階で距離を置くことや、拒絶したりすることで、ストーカーにならないように予防することも大事です。

また、もしさらに行動がエスカレートするようなら「気のせいじゃない?」と言われても構わないので、誰かに相談しましょう。

友人がダメなら、専門の窓口に相談しましょう。

電話番号~プッシュ回線・携帯電話・PHSからは全国共通「#9110」番、ダイヤル回線からは下表の電話番号で!

また、相談をするときは、住まいや相談の内容に関係する都道府県警察の相談窓口をご利用下さい。

そして、彼の様子をノートに記したり(日付や時間も記入して)、スマホで動画に収めておくのもいいでしょう。

彼も、「付きまといの証拠がある」と言われれば、引き下がることがあるからです。

恥ずかしい、大事にしたくない、と言っているうちに事件になってしまいますから、できるだけ多くの人に協力を仰いで、彼から逃げる計画を立てましょう。

一番大事なのは命です。

なぜ彼のために引越しをしなければならないのか。携帯電話を解約しなければならないのか。

様々な疑問があるでしょうが、命を落とす大事件になる前にしっかりと対策を考えてみてください。


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